大切な人を亡くした悲しみを乗り越える4つのステップ

「家族の死が想像以上に辛かった」

「気持ちがふさぎ込んでいて、いつになったら立ち直れるの?」

と、誰にも気持ちを話せずに内に秘めていることはありませんか?

または、

「もっとああすればよかった」

「もっとこんなことをしてあげたかった」

と後悔の念に襲われ、自分のことを責めたりしていませんか。

 

この記事では、

家族の死に際し、自分の気持ちを整理し乗り越える方法をお伝えします。

あなたに寄り添い、気持ちの整理の一助となれたら幸いです。

なぜいろいろな反応や感情が湧き起こるのか?

大切な人が亡くなると、心や体は様々な反応をします。その結果、行動や周りの人との関係性にも影響します。それまでに体調をくずすような経験がなければ、自分はどうにかなってしまったのだろうかと不安に思うかもしれません。程度の差はあれ誰もがそうなります。それが普通なんだと受け入れることから始めましょう。

カラダにおこること

体におこることとしては、眠れない、食欲がなくなることによって体重が減る、すぐに疲れる、頭痛や肩こり、めまい、自律神経失調症など多岐にわたります。体調を崩さない人の方が稀です。

ココロにおこること

現実を受け止められずに感情や感覚を麻痺させます。

涙も出ず、フワフワしている。なぜ亡くなってしまったのか、何かできたことはあったのではないか、責めずにはいられない状態になります。

そして、そう思ってしまう自分のことも責めてしまいます。

もう生きていても意味ないという絶望や、仕事や家事をしていても虚しさを感じます。

その流れを経て、少しずつ少しずつ大切な人が亡くなったことを受け入れることができるようになります。

行動面でおきること

体と心に起こる変化で、行動や人付き合いに支障が出てくる人もいます。

家事や仕事が手につかなくなったり、誰とも会いたくなくなったり、オーバーワークをしてしまったり、そのことでまた心や体を壊すというループに、入ってしまいます。

悲嘆のプロセスの中にいることを理解する

このように、大切な人を失うとさまざまなことが起こります。

悲嘆のプロセスといい、4つのステップ、もっと細かくみると12ものステップがあるという人もいます。

いろいろな感情を感じるのが当たり前だし、その過程で感じる1つ1つを大事に丁寧に受け入れていきましょう。

 

 

気持ちを整理するための具体的な方法

気持ちを整理するための方法をいくつかご紹介したいと思います。書く、聞く、話す、歌う、みる、、、

。感情(心)が動くようなことをしましょう。

音楽を聴く

大切な人との思い出の曲はなんですか?

大切な人が好きだった曲はなんですか?

それらを聞いて思い出の1シーンを思い出すのもいいですね。

 

私からは2曲ご紹介します。

最近の歌ではないのですが、涙がじんわりでた曲です。

日々/吉田山田

旅立ちの日/象の背中

映画を観る              

音楽同様、亡くなった方が大好きだった映画や、

一緒に観に行った思い出の映画があるかもしれませんね。

ぜひ、それを観てみてください。

 

私からのオススメは、ディズニー映画リメンバーミーです。

主人公の少年と死者も含めた家族の物語を通じて、家族の悲しみや憎しみが癒えていく。

死後と私たちの世界のつながりを感じられる、見守ってくれていることを受け取れる映画でした。

そして、ベタだけど、おくりびと。。

話題になりましたが、いま再び観たら、前とは違うことを感じるかもしれませんね。

もっくんつながりで 永い言い訳

 

ノートに書く

次は、書くことです。文字でアウトプットしていきましょう。書いて客観的に見つめることで、自分ってこんな風に思っていたんだなと整理することを助けます。もしかしたら、「どうして亡くなってしまったの!!」という怒りが湧いているかもしれません。それでいいですよ。湧いてくる感情を1つ1つ丁寧に味わうことが大切です。以下、何を書いていいかわからないなと感じた方のために、質問を考えてみました。質問に答える形で気持ちを整理してみましょう。

【気持ちを整理するためのしつもん】

  • 亡くなった人にしてあげたかったことはなんですか?
  • 一緒にしたかったことはなんですか?
  • どんな言葉をかけたかったですか?
  • その人との一番の思い出はなんですか?
  • 楽しかったことはなんですか?
  • 悲しかったことはなんですか?
  • これからどう生きていきたいですか?

書いてみていかがでしたか?どんな風に思っていたかを眺めてみましょう。

専門のカウンセラーを頼る

書いたり話したりすることは気持ちを整理することを助けます。身近な人と、友人たちと感情を共有できることも素敵なことです。でも、中には、涙も出ない、感情を感じれないなど防衛反応がでることで、自力で気持ちを整理することが難しい場合もあります。そんな時は、一人で抱え込まずに専門のカウンセラーを頼りましょう。恥ずかしいことでもなんでもありません。助けを求めることも1つのアクションです。

 

 

悲しみを人と分かち合うことの効果

悲しみや怒りの感情を出せるようになるまでは、大切な人が亡くなったことを受け入れられません。そんなことは起こっていないのだとそのこと自体をなかったことにしたい心理が働きます。

”亡くなったことを受け入れなければならないのに受け入れられない”状態を越えると、

少しづつ「亡くなったのだ」という事実を受け入れられるようになっていきます。

無理に悲しみを遮断するのではなく、悲しむ自分とともに。心の中でその人は生き続けます。

応用編として、同じ悩みを抱えた人の力になることをオススメします。

たとえば、家族や同級生と悲しみを共有する。

もしあなたが悲しみの感情を感じることができなくても、

誰かが悲しみ涙する場に居合わせると、

自分の悲しみも癒えることがあります。

誰かの気づきは別な誰かの癒しになる。

気持ちを分かち合うことで、より関係性は深まる。

思いをシェアしあうことによって、過去が書き換わることもあります。

まとめ

いかがでしたか?

昔は死が私たちの日常の中に当たり前にありました。

家で生まれ家で死んでいくことが普通だったからです。

いつの間にか、舞台が病院に代わり、それが非日常的なこととなってしまいました。

だから、老いていくことも死にゆくこともイメージが湧かないまま、

突然向き合わざるを得ないことが多いのです。

だからどう対処していいのか、困惑します。

 

でも、ぜひ見方を変えてみてください。

感情が揺さぶられ、体調に変化を及ぼすくらい、全身全霊でその人が大好きで大切だったんですね。

その思い出は本当にプライスレスです。

人は2度死ぬといいます。1度目は肉体が死んだときで、2度目は、記憶からなくなった時。

ぜひいろいろな方法で気持ちを整理して、その人と共に生きていきましょう。

 

 

参考サイト

一般社団法人日本グリーフケア協会

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